のーろんがーひゅーまん

つらつらとゲーム語り。大体あまあま。

傷物語1~鉄血編~感想(ネタバレあり)

傷物語はいいぞ

 

いやもうほんと見た後はこれしか言えなかったですね(^^

 

と、いうわけで傷物語1鉄血編」見てきました!

混物語目当てで二回見てきたんですけどもうほんとすっごいクオリティでした!

2012年から4年も待たせやがって……とか最初は思ってたんですがもうそんな感想は跡形もなく消えちゃうくらい素晴らしかったです!

僕がこのブログを開設しようと思い立ったのもこの感動を誰かに伝えたかったからなんですよねー。

ということで、以下は傷物語1鉄血編のネタバレありの感想となりますのでご注意ください。(2・3のネタバレとなる内容は極力控えたつもりですが、気になる方はブラウザバック推奨です)

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぱないの!(映像のクオリティが)

 なんといっても一番特筆するべきはここでしょう!

今までの物語シリーズといえば、原作を最大限尊重し会話劇を中心としてそこにシャフト独自の演出を加えたものが多かったのですが今回はもう全く違いました。

画面のすべてが本気で構成されていてとにかく圧巻でした。

 

まずはオープニング

原作とは違い、阿良々木君が学習塾跡を探策し、太陽に焼かれて炎上するところから始まります。

もうこの時点で背景も阿良々木君も非常に緻密に描かれていてかなり気合いが入ってるなといった印象で「おや?今までとは違うぞ?」となりましたよ。

最初にこのシーンをじっくり時間をかけたのは良かったです。すごく焦らした後に一気に燃え上がるシーンはインパクト抜群で、初めて見た時、「ああ、やっと傷物語を見れるんだ……!!」という実感でもう涙が出そうでした!(早い

 

パンツ!パンツです!

すごいクオリティでした。何が?パンツが

オープニングが終わると羽川さんのパートに入ります。

吹っ飛ばされるんじゃねえかってくらい強い風に煽られて捲られてあらわになる羽川さんのパンツは美しいの1言に尽きなかったです。後光さえ差しそうでした。

さらに風に煽られおっぱいも揺れる揺れる!明らかにアニメ版より増量してると推測されるたわわなおっぱいがもうすごい勢いで揺れてて「おおお…!!」といった感じでしたスタッフグッジョブ

僕としてはこれだけで見にきた甲斐があったというものですが(早い)、しかし羽川さんの猛攻はこれで終わりません。

スカートを抑え恥じらう羽川さん阿良々木君と楽しくお話する羽川さん……

可愛すぎる(確信)

僕は今まで三つ編みの方の羽川さんはそこまで好きじゃなかったのですがもうそんなのすべてひっくり返す暴力的なまでのあざと可愛さでした。一挙手一投足すべてに釘付けで目が離せない!それくらい可愛かったです……

ほんと背景もなんですけどキャラの表情や動きまでとにかく映像に気合いが入ってることがビンビン伝わってきました。

 

ここからはキスショットのターン!

ということで今度はキスショットとの出会いのシーン。

ムラムラを抑えきれず書店へエロ本を買いに行った帰りに地下鉄の出口で血痕を見つけた阿良々木君。恐る恐る辿っていった先の地下鉄のホームで背筋の凍るような吸血鬼と遭遇します。血をよこせと言われるものの、阿良々木君は逃げだします。逃げる阿良々木君と必死に縋り付こうとするキスショット…

原作ではこの出会いは街灯の下で、しかもかなりアッサリとしたものなんですが、こちらではもうここが最大の見せ場だと言わんばかりに徹底的にシャフト演出で攻めに攻めます!少しづつ血痕を追う間もずっとしつこいまでに何度も流れる『SOS』のモールス信号(・・・---・・・)が否が応にも緊張感を高めていてキスショットと出会うだけとわかっていてもものすごくハラハラしました。

このキスショットもまためちゃくちゃ美人!! 誰もがその美しさに惚れ込んだというのも納得でした(うつくし姫参照)

そして逃げる阿良々木君と縋り付くキスショットのシーンもすごくよかったです!阿良々木君はラフ画のような荒々しいタッチで描かれていてこちらにもその恐怖が伝わってきましたし、またそれを追うキスショットの怖いこと怖いこと…わんわんと喚きながら手足のない体で血をまき散らしながら這っていく様はマジでビビりました…これはホラーですか?

個人的には原作を読んだ感想としてはここのキスショットはとにかく必死で哀れでかわいそうというイメージが強かったのでこのホラー的演出は初めは「んん?」とも思いましたが、今思うとアニメならこっちのほうが映えてよかったですね。

また、ここのキスショットのシーンで赤ちゃんの泣き声が入るんですよね。映像がホラーな分ここでキスショットのか弱さ、脆さを表現してるのかなーとか思ったり。

さて、さんざん悩んだ挙句、結局キスショットに自分の命を捧げる阿良々木君。キスショットが阿良々木君を押し倒すような形で倒れ込み、首に噛み付くところでこのパートは終わります。

まーここの演出もほんと美しかったです!世界にはこの2人しかいねんじゃねーかってくらい2人を際立たせていてもうね……言葉にできないです……(語彙力が来い)

 

その後、目が覚めた阿良々木君は幼女と一緒に寝ていた(うらやま……ゲフンゲフン!)ことに驚愕しながらも、とりあえず今どこにいるのか確かめるため探索を始めます。

で、ここでOPに繋がります。

それから幼女に助けられ、幼女があのキスショットであることや、ここが数年前に潰れた学習塾であること、人間に戻るためにはキスショットから手足を奪ったヤツらから手足を奪い返さなければならないことなどを教えられます。

 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!おれは直前まで羽川さんが一番可愛いと思っていたんだがいつの間にかロリショットが1番可愛いと思っていた な…なにを言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…

結論:幼女は最高

とにかくこのあたりのシーンはとにかくロリショットが可愛かったことに尽きますね!正直PVとかの時点では「えー……おかっぱかあ……」とか思ってたんですがとんでもない!もうめっちゃくちゃ可愛かったです!色々話してたんですけどロリショットが可愛すぎて正直何も頭に入ってこなかったですね←

どこが可愛い?って聞かれるともう全部としか答えようがないんですけどピョンコピョンコ跳ねたり胸張ったりとかのロリロリしい動きがどれもぴったりでほんと可愛かったです

個人的に1番良かったのは「手足もスカスカじゃ」とかの説明でドロワーズをぐっと引き上げて太ももの付け根まで見えた時ですね。幼女の細い太ももなんですけどすごい色気が出てて描いた人の気合が伝わってきましたね。制作側は多分ロリコンだらけなのでしょう

 

そして、『1人ずつなら大丈夫』というロリショットの言葉に従って、とりあえず3人のうち誰かをおびき寄せようと外をぶらつく阿良々木君……が、しかし、そんな阿良々木君のもとにヴァンパイアハンターが3人ともやってきてしまいます。

筋骨隆々の大男ドラマツルギー、巨大な十字架を担いだ白ランの青年〝エピソード〟、怪しげな雰囲気を持つ神父風の男ギロチンカッター三方向からやってきた彼らにビビって阿良々木君は完全にパニック状態。なすすべもなくうずくまってしまうんですが、そんなところを金髪アロハのおっさんに助けられます。

あっれー?忍野ってこんなイケメンだったっけ?

いやほんと忍野がイケメンでした!ただただ阿良々木君のところへ駆けつけるだけなのにすごいアクションで走ってくるんですよねー。オカ研組の身体能力高過ぎィ!ここでも、阿良々木君がキスショットから逃げるシーンと同じようなラフ画的な演出が使われていて躍動感に溢れてました。

 

忍野に保護された阿良々木君はさっきまでいた学習塾跡へと戻ります。そもそも学習塾跡は忍野がロリショットに紹介した場所なんだとか。

そして、3人で今後の作戦会議に入ります。忍野は怪異と人間の橋渡し、バランスの調整をするのが主な仕事らしく、その一環として阿良々木君と3人の専門家の間に立って1人ずつ戦えるように取り計らってやろうと提案します。しかし、その報酬として200万円を要求します。もちろん200万円なんてそうそう払える額ではありませんが、人間に戻るためには仕方が無いと阿良々木君は忍野にその仕事を依頼する……というシーンでこの鉄血篇は終わります。

やっぱり幼女は可愛いなあ!!

このシーンもとにかくロリショットが可愛いんですよ……帰ってきた阿良々木君を出迎えるシーンとかもう完全にお父さんを出迎える娘ですよねこれ……しかもそれから飛び跳ねながら「どうじゃった?どうじゃった?」って嬉々としてはしゃいだ声で聞くもんですからこんなのロリコンじゃなくても1発でやられますよ……

 

 で、クレジットが流れて次回予告へ。EDは歌なしのインストゥルメンタルでしたね。まあそりゃそうか……次回予告は映像無しで声と文字だけ。ギロチンカッターの声の人は大体予想はつくんですけど結構大物でした。ほんと力入ってる……

 

 

 

いやー、ほんと至福の1時間でした!!

 「1時間なんて短すぎ…」とか思ってたんですけどもうほんと濃厚で見終わった時には完全に放心状態だったので僕はこの長さで良かったような気もします。

 今までの物語シリーズとは違って結構改変されていて、映像で勝負してやる!という制作サイドの気合がよく表れていましたね。僕は映像化における改変は嫌いなのですが、これはもうほんとに良いものを作ろうと本気で取り組んだ結果だというのがよく分かったので平気でした。

 原作の力に頼らない本当の意味での「アニメの魅力」を初めて感じることができた気がする。

これは次の熱血編もめちゃくちゃ楽しみですね!!!おそらくはエピソード戦までじゃないかなあと思っているのですが、予告を見る限りでは何とも言えない感じですね…

 

 ほんとに作品の内容以上に映像の素晴らしい作品で、何度観ても楽しめるので皆さんももう一度観てみてはいかがでしょうか?

 

なにぶん初めての本格的な感想で至らないところも存分にあるかと思いますが、お許しください…もしよければアドバイス、感想などを頂ければありがたいです。

かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございました!